「継続は力なり」について

ことわざで、「継続は力なり」があります。
高齢者支援においても、中高年のひきこもりの支援やその親の支援においても、このことわざを大切にしています。
例えば高齢者支援において、筋力が低下しているからリハビリが必要だとしましょう。1回だけ通えば良いものではありません。定期的に続けて少しずつ効果が出るものです。それだけに、ご利用者様本人がいかに続けられる方法を提案する必要があります。
また、同様に中高年のひきこもりの支援においても一日や二日で解決できる話しではありません。短期間で必ず解決しますなどをうたい文句にする悪徳業者には気をつけましょう。
時間をかけて良好な人間関係を作り、就労するために必要な環境を整えて、そこから初めて仕事を探すようにしなければ絶対に解決などしません。
私がサラリーマンからリストラされて無職となり、介護職員として働き始めた時は上手くいかない事の連続でした。当時のホームヘルパー2級の研修(今は介護職初任者研修)で、130時間講習を受けたとはいえ、今までとは異なる業種で働くのは大変で健康診断で痩せすぎと出るほど痩せました。それでも、続けていくことで多くのことを得ることができました。また、ケアマネジャーの受験資格である実務経験5年は、努力し継続しての結果だと思っております。
何事においても、日々の積み重ねが大切だと思います。「自分の未来を良くしたい」「世の中を良くしたい」などと思うのであれば、そのために毎日を有意義に過ごす必要があると思います。そのために「他人が悪い」「政府が悪い」「環境が悪い」などと、愚痴を言っても始まりません。
昔から、日本人は熱しやすく冷めやすい傾向にあると思われます。何か目的があるのならば、三日坊主で終わらず「継続は力なり」で、頑張って続けていきましょう。

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この写真は、川越市にある小畔水鳥の郷公園です。