ピド代表取締役 浅野睦夫のブログ

株式会社 ピドで居宅介護支援事業所「ピド・ケアコンサル」の管理者と中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」のひきこもり支援相談士として活動しています。

8050問題 親の関わり方について

私は、人の批判は基本的に嫌いです。批判してところで何も生み出しません。
しかし、固有名詞は挙げませんが、どうにも納得いかないブログがあり、自分なりの見解を出したいと思います。ブログには発言する権利があり、私とは考えは異なりますが、そのブログの発信者を全否定する気はありませんし、削除を求める気もありません。

私は中高年のひきこもりの親に関して、決して無力な存在や邪魔な存在とは思っておりません。
ひきこもりの原因が親の価値観を押し付けたケースや、親が子離れできずにひきこもり期間が長引くケースがあるのは事実です。しかし、80年代の人を全否定するつもりなど私にはありません。
例えば、親が目の前にいる中高年のひきこもりである子供を家に置いて夜逃げしてしまったら、どうなりますか?親がいなければ、一人で何とかお金を稼いで生活するのでしょうか?中高年のひきこもりの親は、自分の生活だけでも大変なのに子供の生活も支える貴重な存在です。大切なのは親子関係であり、親子関係が悪いのにひきこもりだけを解決させるのは困難であると考えております。
また、ひきこもりの親の会は決して無駄話しをする場でないと思っております。8050問題で、親が自分だけ苦しんでいると思わずに、同じ悩みを持つ場は必要不可欠だと思います。私には、ひきこもり親の会のみで、8050問題すべてを解決しようする考えはありません。さまざまな場所で、きめ細かい支援が必要だと思っております。その一つにひきこもりの親の会も必要だと思います。
また、80代の親に子供には働いている姿を見せなさいとも思いません。中高年が就労するのも、雇ってくれる所を探すのが大変な世の中において、80代になって働く場所を探すのも困難ですし、働くことも大変です。親が見本をみせる年齢ではないと思います。親の役割は一人の人間として見守ることと、自分でどうにもならない時には、他者に助けを求めることだと思います。
私は、会社の経営者であり、居宅介護支援事業所の管理者兼ケアマネジャーであり、ひきこもり支援相談士でありますが、まだまだ至らぬ所も多々あります。それだけに他者を批判するつもりはありません。これを読んでいただいた方が、誰の発信内容が自分の考えに近いか考えていただければ幸いです。


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