8050問題 中高年と不登校のひきこもりの違いについて
すべての年代を含めた、ひきこもりの数は全国で100万人以上と言われています。
今日は、中高年のひきこもりと不登校のひきこもりの違いをまとめていきたいと思います。
まず、不登校のひきこもりの年代は小学生から高校生ぐらいまでを表すことが多く、年代も10代が多く、ひきこもり期間も数カ月から数年とあります。
これに対し、中高年のひきこもりは40代から60代前半ぐらいと年代に大きく幅があります。また、不登校のひきこもりの親は若くて働き盛りに対して、中高年のひきこもりの親は70代や80代が多く親の力だけでの解決が難しくなっています。
また、中高年のひきこもりの期間が半年ぐらいから20年や30年におよぶケースもあります。
ここから考えられるのは、一口にひきこもり支援と言っても不登校のひきこもり支援と同じ方法では、通じない場合が多々あることです。例えば、不登校の自立支援施設に中高年のひきこもり当事者が入って、不登校のひきこもり当事者と同じ支援プログラムをしても必ず解決できるとは限りません。幅広い年代や多くの人生経験や長期化したひきこもり期間などにより、中高年のひきこもり当事者の一人一人に合わせた支援が必要とされていると思います。
行政も「ひきこもり」と、ひとまとめにしないで、ぜひ理解してご対応いただきたいと思います。
株式会社 ピドでは中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」として、中高年のひきこもりに特化した支援を行っております。中高年のひきこもりによる悲しい事件が無くなり、明るい世の中になればと思います。
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