ピド代表取締役 浅野睦夫のブログ

株式会社 ピドで居宅介護支援事業所「ピド・ケアコンサル」の管理者と中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」のひきこもり支援相談士として活動しています。

8050問題 終身雇用について

これを読まれている皆さんは、自分の給料は勤続年数が増えれば上がって、定年退職の時は退職金がもらえるのが当たり前だと思っていませんか?何年働いても給料が上がらなければ、働きがいも無くなるでしょう。しかし、終身雇用の歴史はあまり長くはありません。
ウィキペディアで終身雇用を調べてみました。

終身雇用(しゅうしんこよう)は、同一企業で業績悪化による企業倒産が発生しないかぎり定年まで雇用され続けるという、日本の正社員雇用においての慣行である。長期雇用慣行(ちょうきこようかんこう)ともいう。

終身雇用が一般化したのは、第二次世界大戦後の高度成長期であり、物を作れば作っただけ売れた時代があって右肩上がりで経済が良くなった時代でした。その時は、企業が労働力不足にならないように長期雇用するために年功序列・終身雇用していたのです。
さて、今は少子高齢化で人口は減っていて、日本の経済も成長していません。企業は必要の無い人材など雇う必要が無くなりました。それで大企業をはじめ、中高年のリストラが盛んに行われています。
この時代に今迄と同じ発想で「社員として採用されれば安心」とか「とにかく大企業に入ることが大切」などとしていては、どうなりますか?待っているのはリストラされて無職が待っています。そして再就職がうまくいかないと、ひきこもりになりかねません。
ひきこもり当事者の家族や支援者は、この終身雇用崩壊の現実を受け止めてひきこもり当時者が社員で働けばそれで大丈夫と思わないで欲しいと思いますし、社員で働くだけが労働ではないと思います。
今の時代は、いい学校を出で大企業に就職すれば安泰の時代ではありません。それだけに、働いてから時代の変化に合わせて常に勉強する必要があると思います。

 

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