ピド代表取締役 浅野睦夫のブログ

株式会社 ピドで居宅介護支援事業所「ピド・ケアコンサル」の管理者と中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」のひきこもり支援相談士として活動しています。

8050問題 今は人手不足か?

ハローワークの有効求人倍率は令和元年11月で、全国で1.57倍です。求職者1人あたりに1.57件の仕事があり、仕事の方が多い状況です。
では、これだけで「ひきこもっていないで、ハローワークに行って仕事を探してこい。」と言って適正に仕事は見つかるのでしょうか?

人手不足の業界で有名なのは
介護・看護
運送業
建設業
情報系
販売・飲食
といった所だと思います。
私は、介護に携わる人として介護について考えてみます。
ここで大切なのは、
人手と人材は=(イコール)ではない所です。
人手と人材を大辞林で調べてみました。

ひとで【人手】
① 人の手。人のしわざ。 「 -が加わる」
② 他人の手。他人の所有。 「 -に渡る」
③ 他人の力。他人の助け。 「 -を借りる」
④ 働く人。労働力。 「 -が足りない」

じんざい【人材】
才能のある人。役に立つ人物。人才。 「 -を発掘する」 「 -登用」

人手は特にだれでもいい内容で、人材は能力や適性が求められる内容です。
介護の人材不足は、不足はしている。だからと言って誰でも良い訳でもなく、働いていないから誰でも介護は危険だと思います。特に人材紹介会社が求職者に未経験で介護職を提案する時は、人材紹介会社が手数料目当てで本人の適正を無視して勧めるケースもあるかと思われますのでご注意ください。
例えば、ひきこもりで社会との就労から長期間離れていた場合に、介護職を考えるなら介護職員初任者研修を受けて介護を学んでから検討するとか、ボランティアで施設を訪問して自分に適性があるかなど、他人言われて目指すより自分の目で見て考えた方が良いと思います。ひきこもりの状態から就職を焦って自分に不向きな職業について、自信を失い再びひきこもることのないように気をつけていただければと思います。
なお、ピド・ジョブコンサルにご相談いただけばアドバイスも可能です。

 

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