8050問題 そもそも、ひきこもりは何人？
中高年のひきこもりの人数は61万3千人と言われているのは、昨年内閣府が発表した数字です。しかし、日本全国一軒一軒調査したわけではありません。5000人の標本調査からの推定です。ひきこもりの総数では100万人以上と言われておりますが、実際は何人でしょうか？
本格な対策と言っても、どこに何人いるか分からないと支援する側の人員も、何人必要か見当がつかないと思います。
介護支援専門員ならアセスメント、商売ならマーケティングリサーチ、ひきこもりに関しても現在の状況を正確に把握して、それに基づいた計画を立てて実行する必要があると思います。孫子の一節にある「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」のように、別に戦をする訳ではありませんが、常に正確な情報収集が大切であると感じます。
もちろん、己を知るという支援する側の方も、その情報から求められる支援や支援にする側の質の向上や自分たちの能力の把握も必要です。精神論や神頼みや占いで何とかなるとは思っていません。
正確な調査が行われて、現状を正確に認識することと、支援する側も分析することが求められていると思います。
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