8050問題 日本人の睡眠不足について
日本人の睡眠時間は海外より短い傾向にあります。経済協力開発機構(OECD)の国際比較調査では加盟国の中でいちばん短いのは日本です。アメリカ、フランス、イギリスなど欧米先進諸国と比べても1時間ほど短くなっています。
もしも、これが原因でひきこもりになりやすい状態を作り、さらにリストラやいじめ、パワハラなどの直接的な要因が加わってひきこもりになるとすれば、ひきこもりの予防や今後の対策になると思います。
なぜ日本人の睡眠時間は短いのでしょうか?
まずは、労働時間が長いことです。次に、通勤時間も長いです。労働時間と通勤時間が長いと影響を受けるのは睡眠時間です。睡眠時間が短くて生産性の悪い仕事をして、労働時間が長くなり、睡眠時間が短いという負の連鎖をしています。また、スマホの使用時間が長いと睡眠不足になりやすいです。
日本人の1日の平均睡眠時間は7時間42分ですが、子供や老人も含めての平均です。
厚生労働省が行った調査で、2015年には1日の平均睡眠時間が6時間未満の成人はほぼ4割に達しています。
睡眠不足による疲労回復が遅れることや、精神のバランスが崩れることなどの影響は、8050問題と無関係には思えません。
もちろん、理想の睡眠時間は人それぞれであります。睡眠の時間だけでなく質の問題もあります。さらに、とにかく9時間でも10時間でも長く寝れば良い物ではありません。人生の約3分の1は寝ている訳ですから、もっと睡眠を大切にすべきと思います。
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