ピド代表取締役 浅野睦夫のブログ

株式会社 ピドで居宅介護支援事業所「ピド・ケアコンサル」の管理者と中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」のひきこもり支援相談士として活動しています。

8050問題 親亡き後の死体遺棄事件について

ひきこもる子を持つ親が高齢化していくとともに、親亡き後も親の遺体と同居し、死体遺棄事件につながる事例が、全国で続発しております。
今回は、そのような事件が起きる前にどうすべきか述べたいと思います。
ひきこもりの子供とその親の二人暮らしの場合、親や多くの方との関わりが無いと社会から孤立しやすくなります。親が若い時はともかく、80代になれば心身の機能が低下して社会との関わりが減ってしまいがちです。
この時点で、まず親子以外の兄弟姉妹や親戚をはじめ近所や友達など第三者が積極的に関わることをお勧めします。親もなるべく多くの第三者に協力を仰ぐことが大切です。親の体調が悪くなった時に早めの対応も可能ですし、親子だけでひきこもりの解決は困難です。
そして、自分達だけではどうにもならない時は、ひきこもりの相談窓口へ相談してください。
また、ひきこもりの家族会もあります。多くの方と関わることが出来れば、親亡き後の死体遺棄事件を減らすことは可能です。
ひきこもり当事者においても、相談者の確保は必要です。しかし、他者との関わりが困難な時期において、「相談者を自分で確保しなさい」と言っても無理があります。親から「何かあった時はここに連絡するように」と相談先は伝える方が良いと思います。
親亡き後の死体遺棄事件は、ひきこもり当事者がそのまま放置しているのは法律違反であり、許される行為ではありませんが、それまでの過程で対処していれば結果は異なったのではないかと悔やまれます。


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この写真は、埼玉県日高市にある高麗神社です。