ピド代表取締役 浅野睦夫のブログ

株式会社 ピドで居宅介護支援事業所「ピド・ケアコンサル」の管理者と中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」のひきこもり支援相談士として活動しています。

8050問題 いじめとは?

いじめをウィキペディアで調べてみました。
いじめとは相手に苦痛を与える行為であり、悪質な場合は傷害罪、暴行罪、強要罪、侮辱罪に相当する犯罪行為となる。文部科学省の定義においては、児童の一定の人間関係のある人物から、精神的、物理的な攻撃を受けたことで苦痛を感じていることであり、国際的には児童に限らず「自尊心を損なわせ弱体化させることを目的とした、執念深い、冷酷な、あるいは悪意のある企てによる、長期に亘って繰り返される不快な行為」である。 いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号)第4条にて、学校に在籍する児童又は生徒の間でのいじめは禁じられており、同法第25条および第26条において、加害児童等に対する懲戒処分・出席停止についても明記されている。

でした。
ひきこもりの原因がいじめによる不登校であったり、中高年のひきこもりの原因がいじめによる不登校から就職していないケースもあります。
ウィキペディアでは、児童・生徒間の問題となっておりますが、実際は学校だけでなく職場にも存在します。
最近では、2019年10月に発覚した神戸市立東須磨小学校の「教員いじめ」事件が有名です。教員4人が同僚の男性に激辛カレーを無理やり食べさせるなど悪質な嫌がらせをしていた問題です。児童・生徒だけでなく、社会人それも教師がいじめをしている様では、ひきこもりの人口は増える一方で、長期化すれば中高年のひきこもりも右肩上がりで増える一方だと思われます。
私も仕事をしていると、いじめが原因で不登校になって就職できずにひきこもっている人の話しを聞きます。いじめた側は学校を通い就職していると思うと、納得いかないものです。
会社のいじめで、組織ぐるみの「退職に追い込む」という確信犯もありますが、今回はなぜ、いじめが発生しやすいのかという背景を述べたいと思います。
まずは、ストレスの発散があります。学校も職場もストレスが全くない訳ありません。ストレスのはけ口にいじめが使われやすいです。
次に、画一的な教育の弊害も考えられます。みんなと違う人をいじめやすい傾向にあります。
また、心が貧しいからいじめるのだと思います。豊かな心は親が教える物ですが、その親の心が貧しければ、こどもの心は貧しいまま育ち、いじめを生む結果となるでしょう。
教師が教師をいじめているのは論外ですが、学校教育で必要なのは有名な学校に進学するための知識やテストで良い点を取るための知識だけでなく、人としての尊厳や多様な価値観を認めることなどでは無いでしょうか?
いじめが減ることは、ひきこもりの減少につながり、8050問題解決への一歩となると思います。


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埼玉県川越市の小畔川です。ピド事務所の近くで撮りました。