ピド代表取締役 浅野睦夫のブログ

株式会社 ピドで居宅介護支援事業所「ピド・ケアコンサル」の管理者と中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」のひきこもり支援相談士として活動しています。

8050問題 セルフネグレクトについて

セルフネグレクトウィキペディアで調べてみました。

セルフネグレクト(Self-neglect、又は自己放任)とは、個人自身の基本的ニーズに対して発生するネグレクト行為であり、それには不適切な衛生、服飾、食事、医学的状況などが挙げられる。より広義には、個人の保健、衛生、生活環境などのセルフケアが不足している状況をいう。重症なケースはディオゲネス・シンドロームと呼ばれている。


また、定義は以下のとおりでした。

日本ではセルフネグレクトに関する法的な定義や位置付けは確立していないが、一般にはアメリカの全米高齢者虐待問題研究所(National Center on Elder Abuse:NCEA)が定めた定義に準じた「高齢者が通常一人の人として、生活において当然行うべき行為を行わない、あるいは行う能力がないことから、自己の心身の安全や健康が脅かされる状態に陥ること」という定義が使用される場合が多い。
岸恵美子らは、セルフネグレクトを次の6つの因子にまとめている。なお、外部からの支援を必要とするセルフネグレクトでは、これらの因子が複数あてはまる事が多い。
不潔で悪臭のある身体
人並みな身繕いをしない、トイレに行く意思が希薄
不衛生な住環境
ゴミを捨てない、ネズミや害虫を駆除しない(強迫的ホーディング)
生命を脅かす治療やケアの放置
内科疾患の治療や服薬を中断・拒否する
奇異に見える生活状況
破れた服を着て外出するなど、周囲の価値観から見て奇異に見える状態
不適当な金銭・財産管理
日常的な買い物や、公共料金・家賃の決済など、自分の財産管理が適切にできない状態
地域の中での孤立
近隣住民との関わりを拒否する、家に引きこもるなどの社会的孤立
なお、精神的に健全で、自らの自己決定でセルフネグレクトと同じ状況に意図的に身を置く者については、基本的にセルフネグレクトの範疇からは除外される。しかし、客観的に見た場合、意図的なセルフネグレクトと非意図的なセルフネグレクトはなんら変わりがないため、臨床においてその線引は議論の対象となる場合が多い。

  ひきこもりの期間が長くなれば、自分自身の未来や希望が見えず、すべてにおいて意欲がなくなり、一人暮らしの場合はセルフネグレクトになる危険性が高いです。
 対策としては、周囲の方が早期に発見して民生委員や地域包括支援センター、役所等に連絡することや兄弟親戚がこまめに声をかけることが大切だと思います。
 セルフネグレクトは、本人だけで解決は困難です。解決できる位ならセルフネグレクトにはなりません。周囲の方の協力で大切な命を失わないようにしたいと思います。


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