ピド代表取締役 浅野睦夫のブログ

株式会社 ピドで居宅介護支援事業所「ピド・ケアコンサル」の管理者と中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」のひきこもり支援相談士として活動しています。

8050問題 保健所等における 「ひきこもり相談支援の状況」 調査の結果概要についての続編③

引き続き、保健所等における 「ひきこもり相談支援の状況」 調査の結果概要です。

 

https://www.khj-h.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/KHJ201903_012_SaitoTokumaru_2.pdf

 

 潜在的ニーズの発見ルート(複数回答)ですが、実績ありで高いのが「地域包括支援事業」が58%、「精神保健事業」が42%、「ケアマネジャー」が37%、「福祉事務所」が34%、「老人保健事業」が32%などと、地域包括支援センターの役割が大切だと思われます。しかし、今の地域包括支援センターは、とても多忙です。

 

 地域包括支援センターの主な事業は、介護予防支援及び包括支援事業です。
 このうちの包括支援事業は、以下の4つの事業を地域において一体的に実施する役割を持ちます。
①介護予防ケアマネジメント事業
介護予防などのケアプランの作成など
②総合相談・支援事業
住民の多種多様な相談を幅広く受け付けて、制度横断的な支援を実施
③権利擁護事業
成年後見制度の活用促進、高齢者虐待への対応等
④包括的・継続的ケアマネジメント事業
・「地域ケア会議」などを通じた自立支援型ケアマネジメントの支援
・ケアマネジャーへの日常的な個別指導や相談
・支援困難事例などへの指導や助言

 

「8050問題」解決のためには、このような業務内容の見直しも必要かと思います。
 次に可能性ありで高いのが「生活困窮者窓口」が50%、「ケアマネジャー」が37%、「福祉事務所」が34%とケアマネが発見した時に、どのようにすれば良いかを研修する機会があれば支援につながるまでの期間を短くできるのではないかと思います。
 そして、引き続きこの続編を行いたいと思います。


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