ピド代表取締役 浅野睦夫のブログ

株式会社 ピドで居宅介護支援事業所「ピド・ケアコンサル」の管理者と中高年のひきこもり就労支援相談所「ピド・ジョブコンサル」のひきこもり支援相談士として活動しています。

8050問題 正論について

正論をウィキペディアで調べてみました。

正論(せいろん)は、道理を説く論について正しいものであると評価する呼び方である。事実に関する議論や認識論について用いられることはあまりなく、ほとんどの場合が「**であるべきだ」という当為についての論である。そのため、論の対象は道徳、倫理や規範、政策など、公共的な要素をもつものが多い。
実際の用法として多く見られるのは、多数が流されている状況に対する正しい少数派的意見、価値の多様化に対する堅くて古い感じのする常識意見、というニュアンスの評としての用法である。ただしこの種の範囲に限るわけではない。
問題に対する最適解ではあるが、現実離れしている場合に論者への指摘として用いられることが多い。

この内容で考えると、あまり統計や科学的な根拠に基づく話しという感じではなく、自分自身での常識や経験、価値観などで判断していると思われます。
しかし、8050問題において正論だけ振りかざして「**であるべきだ」は危険だと思います。例えば「私は若い頃から汗水垂らして、一生懸命働いてきたのだ。それなのに、家でひきもっているとは何事だ!人はきちんと働くべきだ!」と、ひきこもり当時者に説得して理解が得られるでしょうか?
正論より、もっと大切な物があると思います。ひきこもり当事者の声を聴くこと、そして人には、それぞれの生き方があります。10人いれば10通り、100人いれば100通りの生き方があります。支援の方法も同じです。100人いれば100通りの方法があります。
「自分の考えが正しい」「自分の言う通りにしていれば間違いない」は8050問題において、解決を困難にさせてしまいます。もし、そのようにお考えの方は、周囲の方にアドバイスを求めることをおすすめします。


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