8050問題 フリースペースについて
フリースペースをウィキペディアで調べてみました。
フリースペースとは、フリースクールとともに不登校などの子供用の民間の受け皿となっている団体または組織。既存の学校のような固定的なカリキュラムや時間割を持たず、毎日をどう過ごすかは子供の自主性にゆだねられていることが多い。フリースクールと区別する明確な基準はなく、それぞれがどう自称するかによって決まる。
そういう理由から、フリースクールよりも、より複雑な問題を抱えている子供たちが多く集まってくる。うつ病傾向、自傷行為、対人恐怖、引きこもりなど、こうした子供たちとまずコミュニケーションを構築し、その過程でどのような援助が可能かを模索するための場所として、こうしたスペースが使われる。
もともとは子供たちのために作られたものが、ひきこもりの高年齢化にともない子供や若者だけでなく中高年まで対象となっております。
フリースペースでの活動は、全国一律ではありません。お話し主体な所やゲームや雑談をする所もあり、自分はどこのフリースペースが合っているか確認してから利用した方が良いと思います。
私はフリースペースを必要だと思っております。対人関係の修復に自分と同じ悩みを持っている人が大勢いることを理解するためや、まず家から外に出てみるきっかけになると思います。
しかし、フリースペースが全国に数多く設置しただけでは8050問題は解決しないと思います。現在も、ひきこもりをしていてフリースペースまで通うことができない人が大勢おります。そうような方がフリースペースに通えるようになるための支援は必要だと思います。例えばフリースペースのご案内用紙一枚渡せば解決できるとは思えませんし、保健センターや役所の方が一回訪問したらフリースペースに通いに行く話しではないと思います。フリースペースに通うまでの継続的な支援は必要であると思います。
また、フリースペースに通って「また、働きたい」と意欲が持てるようになった時に、ひきこもり当事者だけで再就職は困難です。そのための支援もフリースペースだけでは不十分です。就労の支援は、ひきこもりの専門知識がある方が行うべきだと思います。
フリースペースが増えて、ひきこもりの当事者が多く利用して8050問題解決するためには、フリースペース利用前の支援とその後の就労支援が大切だと思います。
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